二次小説を書いてWebに公開するまでの第一歩
以前はツイートやiPhone/Macの標準メモアプリのスクリーンショット、Pixivで小説を公開してきましたが、様々なメリット・デメリットを考慮し「自分でWebサイトを作って公開する」という手段をとることにしました。
PixivではなくWordPressを使った理由はこんな感じです。
- 同じジャンルの投稿数が少なく、Pixivへの投稿にあまり意味を感じていなかった
- 同じジャンルの中で、閲覧数や評価の差から時折批判めいた(しかも事実無根の)エアリプが何度かあった
- 画面のデザインを自分の思い通りにしたい
- 個人でのサーバやWordPress運用に抵抗がない
- 前職が運用形のシステムエンジニアだったので、ちょっとしたことなら対応できる…はずです…
どこのサーバを借りればいいのか、WordPressはどのようにインストールするか、ドメインはどう取るか…など、手続きまわりの知識はありませんでした。とりあえず本屋でいかにも初心者向けのWordPress教本を一冊購入しています。
最初にちょっと読んだくらいなので、必要なかったかも…。
サーバは教本で勧められていた「ロリポップ」で契約しました。スタンダードプランで月額700円くらいです。ドメインも同じく教本で勧められていた「ムームードメイン」で契約しています。ちなみにドメインは取得も更新も一番お財布に優しい「.work」にしています。こちらは取得が約200円、更新が年額で約1000円。年額にすると、トータルで1万円をちょっと下回るくらいです。
WordPressをインストールして、次に立ち塞がった壁は「好みのテーマにたどり着けない」でした。
無料テーマをたくさん試しました。いずれもブログやニュースサイト向けのもので、「Web小説」とはちょっと違う…とカスタマイズを試みましたがいずれもうまくいきませんでした。
ちなみに前職はSEですが、プログラムを組むことはしていません。つまりCSSもJavaScriptもPHPも、何一つ書けないのです。SEと名乗っていいものか…。
いろいろ試行錯誤を積み重ねる中でたどり着いたテーマが「Storytime Pro」です。
こちらは年額で5000〜6000円(買切り版なら8000円弱)くらいですが、無料版もあります。
Storytimeは小説を書く人のために作られたテーマです。著者をサイドバーで表示させたり、本の表紙のようなレイアウトデザインを選択できたり、表紙のギャラリーを簡単に作れたり…と、個人的には痒い所に手が届くテーマで字書きさんにとてもおすすめです。買うのも使うのも、ほとんと全てが英語ですが図解もあるので何とかなります。
プラグインは「おすすめプラグイン2020」のようなタイトルのブログを参考に使用しています。
機能拡張のために使っているのはこんな感じです。
- All in One SEO
- Twitterカードの設定に使っています。本来であればtitleやdescriptionもきちんと設定し、検索に引っかかるようにした方が良いと思います。
- Intuitive Custom Post Order
- 投稿の順番を好きに並べ替えることができます。続きがある小説を「1→2→3→4」の順に投稿すると、「4→3→2→1」と表示されてしまいます。一度に全てを公開するわけではないので並び替えたいな、と思っていたところに見つけました。
他にもいろいろ入れていますが、使っていないものの方が多いです。ブログ用に目次を作るプラグインが必要かも…。
次回は、Storytime Proで本サイトをどのように設定しているのか書き残します。